はじめに
能登町小木は、日本海に面した石川県の漁港で、エギングに最適なフィールドの1つです。
この記事では、初心者でも楽しめるエギングの基本的な方法やポイントを紹介します。
また、小木でのエギングに必要な装備や、注意点についても解説します。
エギングの基本的な方法
エギングは、エギという専用のルアーを使ってアオリイカを誘い出す釣りの一種です。
まず、エギをロッドとリールを使って沖に向かって投げます。
そして、エギを海底付近まで沈めたら、ゆっくりと巻き上げながら、ロッドをしゃくって小魚の動きを模したアクションを加えます。数回アクションを加えたら、エギの動きを止めて、また沈めます。
これを繰り返し、アオリイカを誘い出して釣り上げるのがエギングの基本的な方法です。
エギングのポイント
小木のエギングにおいて、釣果を上げるためには以下のポイントを押さえのがよいでしょう。
①タイミングを見極める
小木のエギングでは、潮の流れが非常に重要です。潮の流れが強くなるタイミングや、逆に弱まるタイミングを見極めることで、効率的にアオリイカを誘い出すことができます。
また、時間帯を見極めるのも重要です。日没の空の色の変化がある時が釣れやすい傾向があります。
②エギの使い方を工夫する
エギングでは、エギを巻いてくる層を意識することで釣果が大きく変わります。
エギを投げたら底まで沈めるのではなく、表層から狙う方がエギをなくすことが減るので良いと思います。
エギを巻き上げるスピードや、アクションの仕方は、そこまで影響がないと思っています。しゃくったあとは、ラインを緩めてフリーフォールでエギを沈めることが重要です。
③場所を選ぶ
小木の漁港には、様々な釣り場があります。
エギングで釣果を上げるためには、魚がよく通る場所を選ぶことが重要です。
具体的には、照明の光が当たる場所や、水深が深くなる場所、かけあがり、船道が良いでしょう。
小木港の様子が分かる記事があるので参考にしてください。
エギングに必要な装備
小木でのエギングに必要な装備は以下の通りです。
①ロッド
エギングに適したロッドは、軽くて丈夫であることが重要だと思っています。エギングはロッドをしゃくることが多いので、重いロッドでは腕が疲れやすくなってしまいます。
また、キャスト時にエギを遠くまで投げることができるよう、長さが8から9ftくらいのものが良いと思います。基本的にエギングロッドとして売られているものを購入すれば問題ありません。
②リール
エギングに適したリールは、軽くてドラグ性能が高いものが良いと思います。
2500~3000番のスピニングリールが良いと思います。エギング専用のダブルハンドルになっているものが使いやすいです。
1号のPEラインが100m以上巻けるものが良いです。
③ライン
エギングに適したラインは、PEラインです。ナイロンラインでは、ロッドのアクションがエギに伝わらないので、ちゃんと動いてくれません。PEラインの細さは。0.8号が扱いやすいと思います。
PEラインの先には、リーダーというものを付けます。リーダーはフロロカーボンのものを使います。
④エギ
エギングには、様々な種類のエギがあります
小木でのエギング使用するエギは、金色や茶色のエギで赤テープのものが良い傾向があります。
最近は、ケイムラや夜光のエギも良い気がします。大きさは3号がちょうどいいです。

アオリイカは状況によって好みが変わるため、複数の色や形状のエギを用意し、試行錯誤しながら釣りを楽しむことが大切です。
また、天候や水温、潮の流れなどの状況に合わせて、エギの色や形状を変えてみるのもいいですね。
注意点
小木でのエギングにおいて、以下の注意点にも気を配る必要があります。
①漁港のルールを守る
小木港では、漁業を行っている方が多くいます。エギングをする際には、漁港のルールを守り、他の釣り人や漁業に支障をきたさないように心掛けましょう。
ちなみに、アオリイカの解禁日は9月15日となっています。それより前に釣りをしていたら怒られるので注意しましょう。
また、小木港では釣り禁止になっているところが多いので注意しましょう。
②海の状況を確認する
エギングをする前には、海の状況をしっかりと確認することが重要です。
特に、天候や波の高さ、潮の流れなどに注意し、安全に釣りを楽しむためにも、リスクを最小限に抑えるようにしましょう。
③ゴミを持ち帰る
釣りをする際には、必ずゴミ袋を持参し、釣り場にゴミを捨てないようにしましょう。

自然環境を守るためにも、ゴミの持ち帰りを徹底しましょう。
まとめ
小木の漁港はエギングに最適な場所です。エギングには、時間帯や潮の満ち引き、天候などによって釣果が大きく変わるため、試行錯誤してやってみるのが面白いと思います。海の事故に気を付けてルールを守ってアオリイカを釣りましょう。